心臓に悪影響?!ミノキシジルの副作用とは
ミノキシジルは、もともと高血圧の患者に用いられていた降圧剤でした。しかし服用した患者に発毛の効果が見られたため、AGAの治療に用いられるようになったのです。
つまり、ミノキシジルには血圧を下げる作用があります。血圧の低下によって、心臓への負担がないかと気になりませんか。
ここでは、ミノキシジルの副作用についてまとめました。リスクを学んで、回避する方法まで知っておきましょう。
▶どんな副作用が現れる?
ミノキシジルの副作用には、以下のような作用があります。
・めまい
・むくみ
・動悸
・息切れ
・頭痛
動悸や息切れが生じるのは、心臓に負担がかかっている証拠です。ミノキシジルには、血管を広げる作用があり血流を速めるのです。血の巡りが速くなると、心臓は反応してドキドキします。それが動悸の正体です。
また、血流が速くなると酸素を多く取り込もうとして息切れします。激しい運動をしたときも、息切れを起こしますよね。息切れするのは、体内で同じ状態が起きてしまうからです。
ただし、すべての人に副作用が現れるわけではありません。副作用のリスクを減らすには、用量について理解するのが大切です。
▶用量について
ミノキシジル配合の商品を利用するなら、自身の身体に合った用量を知る必要があります。用量が多くなればなるほど、副作用が現れやすくなるからです。以下、塗布薬と経口薬それぞれの用量について紹介します。
<塗るタイプ>
初めて商品を購入する場合、ミノキシジルの配合濃度5%を選んでください。5%を使い続けても効果が得られず副作用も現れなかった男性は、濃度を3~5%上げて試してみるのが正しい選択です。
※効果を実感するには、平均4~6ヵ月かかると言われています。
<飲むタイプ>
初心者は、2.5mgから服用を始めるのが基本です。2.5mgでは効き目を感じないなら、5mgを選んで様子を見てみましょう。ただし、1日最大量は10mgまでに定められています。
※発毛力を体感するまでに、平均6ヵ月~1年かかります。